おむつかぶれができた際の最善の対処法とは?
赤ちゃんならではの乳児湿疹といえば、おむつかぶれです。
おむつかぶれは多くの赤ちゃんが経験するものですが、けっしてバカにできない乳児湿疹でもあります。
軽い気持ちで対応していると赤ちゃんがつらーい思いをすることになるので、早急に対処が必要です。
おむつかぶれができてしまった場合の最善の対応策についてご紹介します。
①おむつかぶれを治療しよう!
おむつかぶれができちゃった!どうしよう!?⇒おむつのサイズを見直したり、おむつ交換をこまめにする。
違います。まずは治療をはじめましょう。
オムツサイズの見直しやおむつ交換の頻度を変えるといった行為は大切ですが、治療というより予防策です。
まずは予防よりも治療を行うことが先決です。
おむつかぶれの症状は汚れによって赤くかぶれるパターンと、おむつと肌の擦れによって皮膚表面が傷つき赤く擦り傷のようになるパターンがあります。
カブレた場合も擦れた場合もどちらも炎症が起こっているので、病院や薬局に行っておむつかぶれの炎症を抑える薬をもらいましょう。
痛みを伴うことの多いおむつかぶれは悪化を防ぐため早急に治療が必要です。
また、擦れによるおむつかぶれの場合には皮膚の保護も必要です。
皮膚の保護に関しては、ベビーローションや植物オイルでできたベビーオイルよりもワセリンの方が適しています。
病院だと保湿剤としてワセリンを処方されることも多いので、ワセリンもちゃんと使って傷ついたお肌を保護して守ってあげましょう。
おむつかぶれができた時の初動は悪化させずに早く治すための対処を行います。
ベビーローションを変えたり、ベビーソープを見直したりしてもおむつかぶれの炎症や痛みは治まりませんので、順番を間違えないようにしましょう。
治った後は繰り返さない予防策を!
そしておむつかぶれが薬などで治まった後は同じことを繰り返さないように予防ケアをしてあげましょう。
おむつかぶれの予防としては、おむつサイズを適正なサイズに選びなおすこともそうですし、おしっこやうんちといった排泄物をそのままにしないようにこまめに交換することも必要です。
あとはちょっとしたポイントとしては、おむつ交換の際にはおしりを綺麗に拭いた後、しっかりと乾燥させ、保湿ケアを行うとお肌の状態を整え、お肌のバリア機能をサポートできるので、おすすめです。
日々のおむつかぶれ対策としての保湿ケアに使用するのはワセリンではなくベビーローションで十分です。乳液タイプのベビーローションで潤いと油分のダブル保湿でお肌を守ってあげましょう。
ベビーソープやベビーローションを見直す際には赤ちゃんのお肌への負担を考慮し、低刺激な無添加ベビーソープやベビーローションを選ぶと良いです。
おむつかぶれができていない場合は予防ケアで良いのですが、
おむつかぶれができてしまった際には治療⇒予防の順でケアすることを忘れないでください。